ダメ大学生が3ヶ月で京大大学院に合格した方法

周りの雑音は気にしないようにしましょう

ともっちです。

みなさん学歴ロンダリングを狙っていることは周囲に伝えていますか?
僕の場合、親と当時付き合っていた彼女(笑)くらいにしか京大大学院の受験は伝えていませんでした。

出願前になってやっと学部の担当教授や研究室の先輩といったごく少人数の人に伝えたくらいです。

大学の友人にも、サークルやバイト先の友人にも一切伝えていませんでした。

なぜ僕が学歴ロンダリングを周囲に伝えなかったかというと、反対されるとわかっていたからです。

このブログで常々お伝えしているように、学部での僕の授業態度は最悪、成績も本当に悪く、単位がぎりぎりだったので進級や卒業が危ぶまれるレベルでした。

そんな僕が京大の大学院を受験するなんて言っても、寝言にしか受け取られません。。。

ひどい場合には、陰口を叩かれるリスクさえありました。

周囲の人の人間性がどうとかではなく、陰口を叩かれても仕方ないくらい僕の学部での生活はひどかったのです。

僕が逆の立場だったとしてもおそらくネタにするくらいのレベルです。

で、そのような周囲の雑音で自分の決意が揺らぐのを防ぎたかったのです。
だから学歴ロンダリングのことは誰にも伝えませんでした。

これに関しては賛否両論あるかもしれません。
というのも、夢や目標は周りに宣言したほうが達成の確率が高まるという考え方もあるからです。

「おれは京大の大学院に進学する!」
そうやって周囲に公言することで、後に引けない状況を生み出すこともできます。

ただ、学歴ロンダリングに挑戦することが周囲に知れ渡った際、ネガティブな反応が予想されるなら、あえて言う必要はないと個人的には思います。


ちょっと話が脱線しますが、人は変化を恐れる習性があります。
自分自身の変化はもちろん、周りの変化に対しても敏感になり、変わってほしくないと無意識のうちに感じ、変化を阻害するような行動をとってしまうのです。

「無理だよ」
と引き止めてきたり、
「あいつが受かるわけないよね」
なんて陰口を言ったりします。

でもそういうことを言う人達に根拠なんてないです。
ただ、身近な人の学歴が上がってしまったら、変化しなかった自分自身が否定されるような気になるから邪魔をしてくるわけです。

これは悪気があってやっているというよりも、無意識のうちの行動だと思います。

そして根拠のない周囲の意見に耳を傾けてしまい、自分の本当に望む進路を自ら絶ってしまいます。

確かに僕の学部の成績を知っているという点では京大大学院なんて受かるはずないというのは根拠になりえるかもしれませんが、学歴ロンダリングは簡単という事実を知らないのです。
そういった意味では根拠無く周りは反対しているのです。

例えばダイエットなんかもそうです。
痩せたいという気持ちがあっても、なかなか痩せられない人がほとんどです。
これはなぜかというと、痩せたいという気持ち以上に、痩せるという変化を恐れる気持ちが無意識レベルで勝ってしまうからなんですね。

これは自分自身もそうですが周囲の人に関してもそうです。

「何あいつ必死にダイエットなんかやってるの」
そんな陰口を言われているのではないかと気になって真剣に取り組めない人がいます。

でも陰口を言う人は、友人がダイエットに成功してモテるようになったら、変化していない自分の相対的価値が下がってしまうので、必死にダイエットが成功しないように抵抗しているだけなのです。

話が脱線してしまいましたが、学歴ロンダリングを決意しても思わぬ邪魔、阻害要因が入る場合があります。

今までのご自身の生活を振り返って、周囲に他大学の大学院を受けるとカミングアウトしたらどういう反応が返ってくるか考えましょう。

そして、ネガティブな反応が多そうなら、できる限り最低限の人にしか、進路のことは伝えないようにしてください。

もし、すでに周囲の人に学歴ロンダリングの意向を伝えてしまっていて、ネガティブな反応があるなら、そんな雑音は耳に入れないようにしましょう。

周りの評論に根拠なんてないですから。
見返してやるくらいの気持ちで取り組んでください!!

研究室訪問には手土産を持参しましょう

ともっちです。

10日間ほど仕事で上海に行っておりました。
ということで久々の更新です。

中国は3回目なのですが、行く度に発展ぶりに驚かされます。

僕がこのブログで言及するまでもなくあちことで言われていることですが、もはや東京は完全に抜き去られていて、アジアの中心は残念ながら日本ではないということを痛感できます。

このブログを読んでいただいているみなさんは、「東大、京大入れるかな?」なんてことはちっぽけな悩みだと思っていただきたいです。

すぐに日本が凋落するとは思いませんが、すでにピークはすぎており、今後はハングリーな外国人と同じ土俵で戦うわけで、学歴ロンダリングは通過点だという気持ちでいてください。
(毎回言っているように実際そんなに難しいことでもないので)

さてさて、前置きが長くなりましたが、今日は研究室訪問時に気をつけるべきことです。

タイトルにもありますが、
「研究室訪問時は手土産を持っていきましょう」

これは何も教授の心証をよくして、面接を有利に働かせるとか、そういう意味で言っているのではありません。
研究室訪問時は教授や学生と顔を合わせて雑談する時間があるかと思います。
その際、挨拶するタイミングで、お土産を渡すといいと思います。

授業や研究で忙しい中時間を割いてもらうわけですから、マナーですね。
別に高価なものを用意する必要はないです。
1,000円くらいのお菓子でじゅうぶんです。

ちなみに僕は自分の大学近くのおいしいと評判のお菓子屋さんのクッキーを持っていきました。

何も持ってこない学生より、手土産を持参した学生のほうが、印象はいいですしね。
何度も言うように、それで院試の結果が変わるとかはありえないので、そういうことは期待しないでくださいね。

もしかしたら、もう研究室訪問を済ませてしまって、
「やべえ、手ぶらで行っちゃった・・・」
と嘆いている人もいるかもしれませんが、終わったことは仕方ないです。

今後、そういう機会があればお土産を持参するということを意識するといいと思います。

ということで今日は以上です。

4年生の研究もしっかり取り組みましょう

ともっちです。

ようやくメルマガの準備が整いつつあります。
そろそろ、エントリーフォームだけでもアップしようと思ってますので、GW中でみなさんお休みモードかもしれませんが、チェックしていただければと思います。

今日は、院試を受けるまでの学部での研究に対する姿勢についてお伝えします。

読者さんの中には、
「別の大学院に進むんだし学部の研究なんて適当に済ませればいいや」
そんなふうに考えているかもしれません。

特に院で専攻を変えようと思っている人は学部での研究を軽視しがちです。

しかし、「学部の研究も真剣に取り組むべき」です。

理由は2点です。
1.学部での卒業研究はどの分野であっても、一通り基本的なことをを学べるので、今後の礎となるから。

4年生の研究で得た経験、スキルは院に進んでも、就職しても使えます。

研究の基本的な流れは、ざっくりと下記のようになると思います。
・研究テーマの選定
・既存の文献の調査
・現状における課題の抽出
・仮説を立て
・実験、調査、シミュレーションなどで実態把握
・仮説との整合性を検証
・新たな知見を生み出す

上記の他にもツールの使い方の習得や、
担当教授、先輩に対しての報告などを通じてのコミュニケーション能力の向上
ゼミや研究発表でのプレゼン
など、研究で得られることは本当に多いです。

言い方は悪いですが、学部での研究はどの分野であれ、学ぶことはほぼ同じです。
取り組むテーマが違うくらいです。

4年生で得られることは将来にわたって生きてきますので、ぜひ、しっかりと取り組んでいただければと思います。

2.学部でしっかり研究を取り組むことが、一番の院試対策になるから
2番目の理由については?と思われる方もいるかもしれません。
これはどういうことかと言うと、4月〜7月ごろまでしっかり研究に取り組むことで、
院試における
・願書(研究内容の説明)
・面接
これらの対策ができてしまうのです。

出願時に「学部での研究内容を紹介するレジュメ」の提出を要求されることがあります。
これは、学部での研究にきちんと取り組んでいれば、恐れることのない課題です。
日々の研究をまとめれればいいだけですからね。

また、面接においても、「現在の研究内容を簡潔に説明してください」
という質問がある可能性が高いです。
こちらに関しても、研究にしっかり取り組んでいれば問題ない質問でしょう。

ということで
1.研究者、社会人として生きていく上での基本的スキルの取得
2.院試対策
のため、学部での研究についても真摯に取り組んでみてください!!