ダメ大学生が3ヶ月で京大大学院に合格した方法

大学院で専攻を変えられるか?

ともっちです。

「今日は大学院で専攻を変えられるのか」
というテーマでお伝えします。

どういうことかと言うと、例えば、
「大学で経済学部に所属していたのに、大学院で工学研究科に進む」
といったケースです。

ルール上は別に全然問題ありません。
院試さえクリアすれば、経済学部の学生が工学研究科に所属することだってできるのです。

「院試さえクリアすればって言っても、そんな人いないでしょ」
とか
「そんなこと考えたこともありません」
って人も多いと思います。

実際はどうなんでしょうか?

・・・実は、上記のように、
「大学院で一流大学に進学するのみならず、専攻まで変えてしまう学生」
はけっして少なくありません。

なぜ、大学院で専攻を変えるのか、わかりますか?
理由は大きく2点あると思っています。

1.自分の取り組みたい研究、学部で取り組んだ研究は、実は他の専攻、研究科で取り組むべきだった。

みなさんも大学で学んでいると感じる部分があると思うのですが、必ずしも、経済学とか工学というようにまとめられない学問ってあると思います。
もしくは生命学と農学というようにある部分で非常に近い分野もありますよね。
物理学、数学といった、純粋な科学よりは実態社会に近い学問に多いです。

そういった学部に所属していた場合、
「実は自分が取り組みたい研究は他の研究科、学部のほうが近かった」
というケースはけっこうあります。

そのように感じた学生さんは、大学院で専攻を変えています。
例:
経済学部→工学研究科
理学部→農学研究科
(逆もあり)


2.入りやすい大学院という観点で大学院選びをすると、学部の専攻とは違っていた
これは学歴ロンダリングを最優先に考えたケースです。

東大、京大など、一流大学には、独立大学院という大学院があります。
学部が存在しない大学院ですね。
実はこういう大学院は、院試も簡単なケースが多いです。
(学歴ロンダリング向きとも言えますね)

学部が存在しないということは当然、独立大学院に進学する学生さんは傾向こそあれど、学部がみんなバラバラということはよくあります。

情報系、環境系などがそうです。
情報系、環境系の研究科は学際系(=様々な学問を結集して取り組む)の学問なので、門戸が広いです。
なので、きちんとリサーチすれば、自分の学部や研究内容に近い(=入りやすい)研究科が見つかると思います。

ということで、結論としては下記の通りです。
「研究内容が近い場合は、比較的容易に学部と大学院で専攻を変えられる」

ただし、学部と大学院で専攻を変える場合、一点、注意点があります。
・学部と大学院で極端に専攻が違う場合は、院試はもちろん、大学院進学後も苦労する可能性が高い。
普通に考えてもらえばわかると思うんですが、
文学部の学生さんが理学研究科に進んで数学を研究するのはけっこうしんどいですよね。
ということで、あまりにも違う分野にすすむのはおすすめしません。

今日は以上です。
がんばってください!